伝えられないこと
小学校の20分休憩、ふと友達に「いろんな人と話ができてうらやましい」と言われたことがある。その時のその言葉、ずっと忘れられないでいるし、ずっとそういう人であろうと思ってきた。
人にはそれぞれ価値観があるし、思うことも違う。育ってきた環境も違うので特にその点で人を区別しようと思うことはないし、その人に合わせて話すことは楽しかったりする。相手も楽しそうにしてくれるだけで嬉しいのだ。といっても全く、私が根っからの明るい性格というわけではなく気分屋だし嫌だと思うとすぐに顔に出てしまう。だから私がえらいわけでもなく文句を言いたいわけでもないがここに思うことを記しておきたい。
人を嫌いになることはめったにない。相手の思うことや人となりを聞くのは好きだし受け入れたい。ただ、どうしても納得のいかないことがある。意見を変えたり、自分の目線だけでモノをいうこと。
小学校の担任の先生がクラスの目標を掲げてくれた。その中に「相手の立場に立って思うこと」というのがあって私は今でもそうしようと思っている。小学校のときに教えてもらったことだからかそれができていない人を見ると納得いかないのだ。
けれども、そういうことも相手の価値観なので私も時がたって忘れてしまったり状況が変わって簡単に納得したりするのだ。その時がくるまで私は今日も納得いかないことをずっと考えたりしている。そしてそれを私は相手に言うことはできない。ただ時間がたつのを待つ。
だからこそ、同じ価値観・同じ思いを持てる相手はとても貴重に思う。大切にしていきたい。


![: illustration (イラストレーション) 2009年 09月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51JxXCovwTL._SL75_.jpg)













